全国性教育研究札幌大会報告その3
コーディネーター杉本美麗氏は、「今の30~ 42,3歳の人達の大半が、妊娠できる体になったことと避妊の大切さは学校で学んだけれど、いつまで妊娠できるのかは学んでいない。避妊の目的についても『望まない妊娠と性感染症を避けるため』とは答えられても、その先にある自身の生殖能力を守るためだとは認識していない。」とし、「高校までに妊娠適齢期や不妊について教えておくことが大切である。」とする。少子化は今や社会問題であり、家族の大切さは見直されて来ている。「知らないうちに子どもを持てない年齢になっていた」という事態を回避するために性教育が重要な役割を果たし、家庭、学校、社会が足並みをそろえ、性教育についてしっかりと向き合う時が来ていると結んだ。「日本の妊娠・不妊に関する知識レベルについて」と題する実践発表で、メルクセロール社の不妊・内分泌領域事業PR