いのちを考える

2017年3月24日 (金)

「発達障害の僕が・・」と名乗る栗原類さんカッコイイ‼️

「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」栗原類 著 KADOKAWAを読んだ。この本を読んで良かった。この本には三つのスゴい‼️❗️がある。1つ目はニューヨーク市教育委員会の発達障害の審査会
テストではIQテストや行動観察のために学校へ人が派遣されてきたり、担任や英語補習の教師など日常的に関わっている教師からの査定表の提出や、耳鼻科眼科などの専門医から視力聴力などの理由で生活に支障が出ているわけではないとの検査結果の証明書等が提出され、様々な角度からの観察と査定結果を経て教育委員会で審査会を行います。審査会に出るのは親と担任、教育委員会の担当者、精神科医、児童心理学者、第三者的視点で意見を出す他校の教諭、他校の保護者がボランティアで1名で、テストやその他の提出した資料を基に話し合います。そこで類さんはADD(注意欠陥障害)と認定されます。認定されるとNY市に住み続けて公立校に通う限りNY市教育委員会には継続的に支援する義務が発生します。
公費を使って高校を卒業するまでずっとだから、認定そのものに慎重であるとはいえ、日本の現状からみると手厚いしスゴいと言わざるを得ません。
2つ目は学校や家庭の外に信頼できる関係があると、進学などで環境が変化した際にも、安心して相談ができるとして、長期的に信頼関係を築いていける主治医を持つのが最大の武器だと言って、親として主張していることが、正当な主張なのか、それとも親バカのわがままなのか相談してきた賢い類さんのお母さんがやってきたことがスゴいです。
3つ目は自分の脳の癖を知り、焦ることなく訓練し、自分がされて嫌なことは、人に絶対にしない、表情で伝えられない分、丁寧な言葉や行動で伝える、自分を中心にした発想でなく人の輪の中で自分に求められているものをイメージする練習をし、好きなことを掘り下げて、得意なことを伸ばし、今日の「栗原類」を創り上げてきた類くんがスゴいです。
この本は発達障害の子、親、教員全てに様々な示唆を与えてくれる「勇気の書」ですぜひご一読を‼️

2014年12月10日 (水)

そうだ!選挙行こう!

35人学級を続けるための85億円は支出しないくせに、同じような顔ぶれを選ばせるだけの自政権延命選挙に700億円も使う!公教育はこの国の教育を受ける国民の権利を担うものなのに、ますます広がる児童生徒の貧困化による学力格差の広がりを、必死に防いできたものなのに、そこをケチる。しなくてもよい選挙に、世界一の借金大国の税金をほしいままにつかう!

間違った国の教育政策の尻ぬぐいはいつも教育現場に回ってくる。睡眠時間を削り、心身ともに疲れている教職員のいのちは守られているか?

10数万の人々が未曾有の大災害にあって、安心して故郷に住めない状況なのに、原発を外国に売り込みに行く。武器を売り込みに行く。その武器が回りまわって、教え子や子や孫に向けられないとは限らないのに!これから先、子ども達のいのちは守られるだろうか?

そうだ!選挙に行こう!と思って広報を見たら、票を入れる人がいない!ありゃ、どうしようもないと思ってふと見つけたいとうせいこうさんのブログ「総選挙2014一羽の鳥について」!この人くらい文がうまけりゃ私も今頃は作家だな。皆さんも読んでみて!自分と同じ考えを持っている政治家なんでなかなかいない。最善でなくても、次善でいい!自分で選ぶ、選んだ政治家の公約実現度を見届けなければ。戦場に行かなければならなくなるかもしれない教え子や子や孫に、申し開きができない。

やっぱり選挙行こう!行かないと一生後悔しそうだし!

2014年4月 3日 (木)

ネットいじめアメリカの中高生が決起  ホントにすごいね!

「『サイバーブリング(ネット上のいじめ)・リサーチセンターが全米の中高生約1万5千人に実施した調査によると、4人に1人がネットいじめに遭った経験があるという。バージニア州の14歳の中学生は昨年4月に持ち前のプログラミング能力を生かして、いじめ防止を目的にしたウェブサイトを開いた。全米のどこでネットいじめが起こっているかを示す地図『ヒートマップ』がサイトの目玉だ。『ヒートマップから校内や地域の生活、家庭環境などを分析し、具体的な対策を打ち出すことができる』という。

子どもたちの取り組みはふられた腹いせに元交際相手のプライベート画像をネット投稿する『リベンジポルノ』にまで広がる。昨年3月ニューヨーク市に住む16歳の女子高生は、同世代の少年少女にリベンジポルノの深刻さを伝え、情報を交換するためのページ『次はあなたのお姉さんや妹かも』をフェイスブック上に開設した。女子高生はツイッターや校内の勉強会だけでなく、地元のラジオ番組にも出演、被害の防止を呼びかけ続ける。」(ワシントン 岩本昌子 日本経済新聞2012/3/30)

ネットいじめもリベンジポルノのどちらも日本の小中高生の心をむしばんでいる大きな問題である。その舞台となっている同じネットを使って、中高生たち自身が反撃を開始している。「いけないことはいけない」「ならぬことはならぬことです」と自ら立ち上がれる中高生は日本にもいるような気がする。 健康教育サポートサイト いのちーcom

2014年4月 1日 (火)

「南海トラフ被害想定の7県、354校が津波浸水域に立地。

このうち301校は指定避難場所になっており、調査した東北福祉大の数見隆生教授らの研究グループは『避難場所の見直しなどの検討が必要だ』としている。①海岸から1キロ以内②海抜5m以下③津波浸水区域④近隣に避難できる高台がないーーの4条件の重なった学校は、静岡の17校を筆頭に計50校あった。

数見教授は『学校の基本は子供を守ること。避難場所の見直しが難しくても、住民が避難した際の教職員の役割など、行政や住民はしっかりと協議する必要がある』と話している。」(2014/3/30日本経済新聞)

私はこの354校では全カリキュラムを防災の視点から、根本的に見直す必要があると考える。小学校中学年以上なら、総合的学習で、地域の土地の特徴、有史以来の災害の歴史、古老からの聞き取り、東日本大震災で似たような地形にあった学校がどのように被災したか調べるとか、生き残るために必要な学習を早急に組み立てるべきと思う。

岩手県の釜石東中学校の防災教育のように、生徒が校舎の高さを実測し、過去の津波の高さと比較して今度大きな津波が来たらこの校舎では避難しきれないと感じていたから、我先にと高台に向かう生徒がいて、全員がそのあとに続いて助かったという例もある。

児童生徒が自分の命を守れるように育てることが、今津波浸水地域のみならず、全国の学校ですぐにでも取り組まねばならないことではあるまいか?

健康教育サポートサイト いのちーcom

2012年3月12日 (月)

成人女性の卵巣組織に卵子のような細胞をつくる細胞を発見

2月27日付日経新聞によると、「成人女性の卵巣組織で卵子のもととなる「生殖幹細胞」とみられる細胞を見つけ、これが実際に卵子のような細胞をつくることを確かめたと、米マサチューセッツ総合病院と埼玉医大のチームが、2月26日付の米医学誌ネイチャーメディシン電子版に発表した。」ということです。定説では女性は生まれたときに一生分の卵子を持っており、閉経まで老化し続け、減る一方だとされています。大人にも新たに卵子をつくる細胞があれば定説に大きな修正を迫るものになり、新たな不妊治療に道を開くことになりそうです。3,40代以降に子どもを産み育てたいと切望する女性の希望の灯となりそうですが、問題はいつ頃実用化されるかです。

2011年12月 1日 (木)

わくわくワークフェスタ参加しました。

三軒茶屋のキャロットタワーで11月26~27日に開催された起業ミニメッセにパネル出展しました。世田谷で起業しているたくさんの方たちのパワーと人柄に魅了されました。話してみて世の中には素敵な人がいっぱいいるんだと痛感しました。みんな元気なんです。そしてたくさんの友人と親族が見に来てくれました。差し入れと感想ありがとうございました。支えてくれる人、見守ってくれる人、助けてくれる人、たくさんの人々からパワーをもらいました。本当にありがとうございました。ヽ(´▽`)/

2011年8月15日 (月)

「生と死をみつめる」重兼芳子より

 「あらゆる生きものの中で人間だけが自分はいずれ死ぬであろうことを知っている。

知っているからこそ、それを視点として生き方を模索するのだ。

生命には限界があるからこそ、その生命を大切に育ててゆきたい。

自分の人生を愛おしみ心豊かに暮らしたい。

その希みは同じように他人の人生を大切にしようと希む。

そのような人間関係を希求することができるのは、私たちが死を認識しているからだ。

探っても探り切れない人間の謎を解明するには、死の問題を直視することからはじまるのではないかと思う。」 

本当にその通りだと思う。今日の名言だね。

「生と死の教育」デスエデュケーションのすすめ 創元社のカバーからの引用

ホームページOPEN!!

いのち-com』のホームページが出来上がりました。

少しずつ成長していく予定です。

ご意見・ご感想など、お待ちしています!


Mother

2011年7月10日 (日)

生きることは死のことを考えるとき、より鮮明になるのでは?

今を生きるってコトハ、一瞬一瞬死に近づくってこと。

死に向かってパズルを埋めていくようなものでは?

普段は怖くて、なかなか考えたくないけれど、

津波の映像を見て、

誰もが明日の自分の命が保障されていないことに気づいたよね。

だから、「いのちを伝える」ってコトハ、

「死についても考えることを余儀なくされる」と私は思うのです。

Mother